May 9th, 2010 | Categories: General | Tags:

最近Twitterばかりしていたので、Blogの更新は久しぶり、ご無沙汰しておりました。
ちなみにTwitterはこちら。(http://twitter.com/TachibanaKaoru)

4月の上旬にiPadを買いました。
明日から日本でもiPadの予約が始まることだし、私がiPadを一ヶ月使ってみた感想を少し書いてみたいと思います。

ネットでは、iPadについて「私たちのライフスタイルを変える革命的なデバイス」のような賞賛の意見が多いようです。
私の個人的な印象では、iPadは「革命的なデバイス」ではなく、「ふつうの人が、ふつうに使える端末」です。
ただ、今まで「ふつうの人が、ふつうに使える端末」というのがなかったのだ、のではないでしょうか。

iPadでできること、できないこと

iPadでできることはいろいろあります。
Safariでのウェブブラウジングやニュースの閲覧、Twitterをしたり、iBooksで電子書籍を読んだり。
もちろんiPodアプリで音楽を聴いたり、Movieをみたり、YouTubeをみたり。
そして、KeynoteやPagesなどのビジネス系のソフトも発売されているので、プレゼンや書類を作ったりすることもできます。
iPad専用アプリもたくさんでていますし、もちろんゲームもいろいろとあります。
そして、豊富な種類と数を誇るiPhoneアプリも動きます。
(ただしiPhoneアプリをiPadで使うと画面が拡大されてしまい、文字などがぎざぎざに表示されてしまいます。)

ただ、iPadにできないこともいろいろとあります。
PCやMacのように、複数のアプリケーションをたちあげて、切り替えることはできません。
SafariをたちあげているときにはWebをみているだけしかできないし、Twitterアプリをたちあげているときには、Twitterしかできません。

また、外部のキーボードを使えば別ですが、iPad本体にはソフトキーボードしかないので、文字入力のスピードもそれほど早くはなりません。
大量の文章を書くのは苦手だし、実はこの文章もiPadからではなく、Macから入力しています。

iPadは誰のためのデバイスか

iPadは、一分間に40~50wordレベルの入力をすることが必要な人間、常に複数のアプリを起動し複数のウィンドウを開いて、それを一分ごとに切り替えて作業している人向けのデバイスではありません。
一分間に20wordレベルの入力ができれば十分で、ウェブとメールとYouTubeができれば基本的な用事がたりるような人のためのデバイスです。
でも、おそらく世の中の人の80%の人はそんな人なのではないかなと思っています。

Macintoshが登場したときのキャッチフレーズが、「The Computer For the Rest of Us」でした。
それまでのコンピューターはコマンドラインでの入力が中心で、一般の人にはとてもわかりにくいものでしたが、その中に登場したMacintoshはマウスを使ったわかりやすいGUIをとりいれた初めてのコンピューターでした。
その後、WindowsもMacのGUIを踏襲し、今ではマウスによるGUIがないコンピューターというのは一般的になっています。

でも、マウスだって、すべての人にわかりやすいデバイスというわけではありません。
「マウスカーソルを画面に表示されたOKボタンの上に持っていってクリックしてください」といわれて、コンピューターのディスプレイにマウスをおいてクリックする人がいる、という笑い話を聞いたことがあります。
本当は、これは笑い話ではなく、マウスも決して直感的な入力方法ではないということを証明している例なんですよね。
使い慣れている人にとっては、手足の一部のように使えるマウスですが、慣れない人は、マウスを動かしてテーブルの端までいってしまったらどうすればいいのかすらわからずとまどうことがほとんどです。

iPadの目指すところ

iPadでは基本的にタッチインターフェースであり、ユーザーがディスプレイに直接タッチして操作するデバイスです。
画面に表示された「地図」や「オブジェクト」や「人」を直接触ることによって、入力を意識することなくより直接的に操作することができます。

コマンドラインから解き放たれたコンピューターは、iPadによって「キーボードとマウス」からも離れていく。
iPadの登場が、今までの「コンピューター」の終わりの始まりではないでしょうか。
タンジブルユーザインターフェースに近いようなものがここから始まっていくのだ、という予感がします。

iPadにあるのは、決して革新的な新機能ではなく、「ふつうの人が、ふつうに使えること」だけ。
そして、「ふつうの人が、ふつうに使えること」が普及したら、そこにはまた新たな世界が生まれるんだと思います。
それが何かはまだわかりませんが。

January 3rd, 2010 | Categories: General | Tags:

Sinsy(http://www.sinsy.jp/)というウェブベースのHMM歌声合成システムボーカロイドシステムができたそうなので、早速試してみました。
楽譜(歌詞つき)ファイルをアップロードすると、それをHMM歌声合成システムボーカロイドで歌ったファイルがすぐダウンロードできます。

MusicXMLというファイル形式で入力しなくてはいけないそうですが、私はMusicXML対応ソフトを持っていなかったので、適当に手で作ってみました。

Hymn454
ファイルはこちら(↑)。賛美歌454番。子供向けの広く知られている賛美歌です。
(賛美歌にしたのは、それなら著作権的に問題なさそうだと思ったので……。)

ボーカロイドアプリはWindows版ばかりなので、いままで使ったことはなかったんですけど、ウェブベースならMacでも使えるし、iPhoneからでも使えそう。
初めてつかってみたけど、なかなかおもしろいですね。

こちら(↓)の記事を読ませていただいたんだけど、ボーカロイド系もいろいろとおもしろい話がありそうです。(隠れマルコフモデルとか……。)

OSを問わず無料で使える歌声合成システム「Sinsy」が公開された
Sinsy を試させていただきました
謎の歌声合成技術「Sinsy」の情報を集めてみた
Zhuowareさんのvocaloforecast2010

ボーカロイド系は今まで全然チェックしてなかったけど、これからはチェックしてみようかな。

追記:@ heigazenさんのご指摘で初めて知りましたが、Sinsyを「ボーカロイド」と呼ぶのは正しくなく、正しくは「HMM歌声合成システム」になるそうです。ボーカロイドはヤマハの歌声合成システムを指す固有名詞なんだそうです。(ヤマハの登録商標になっているようです。)

December 31st, 2009 | Categories: General | Tags:

ちょうど一年前、こんなことを書きました。

今までいろいろなガジェットを使ってきましたが、こんなにいろいろなことができるガジェットは初めてだし、こんなに使い込みがいがあるガジェットも初めてでした。
今ではiPhoneが無くては生きていけないくらい、生活のいろいろな面で依存しています。

この一年、iPhone 3GからiPhone3GSに機種変をして、私のiPhone依存度はさらに高まりつつあります。

その理由は、いくつかあります。
まずは、もちろんiPhone自体のハードウェアがかわり、処理速度が早くなったこと。そして、ビデオ撮影やコンパス機能などなの新しい機能が増えたこと。
また、iPhone OS 3.0がリリースされて、コピペができるようになったこと。

ただ、実は、こういったiPhoneやそのOSによる要因よりも、次にあげる二つの外部要因の力をより大きく感じました。

外部要因の一つ目は、アプリの成熟度が増したこと。
去年の同じ時期よりApp Store にリリースされるアプリの数は爆発的に増えています。
そして、リリースされるアプリ数が多いほど競争も高まるため、デザインの成熟度、提供されるユースケースの成熟度もずいぶんあがってきています。

そして、外部要因の二つ目はiPhoneがプラットフォーム化しつつあるということ。
これはまだ日本国内ではそれほど顕著になってないように思えますが、アメリカでは、既にプラットフォームになっているくらいの状況のようです。
今でも、新しいウェブサービスを立ち上げるときには、iPhone対応(サービスに対応した公式アプリをだすとか、サイトをiPhone対応にするなど)はほぼ必須になっている状況ですが、これからは、新しい電子機器をだしたり、新しい車をだしたりするときにも、連携機能のトップ項目としてiPhoneがあげられるでしょう。

あと、個人的なことについて。
去年の年末に書いたエントリの通り、今年はほんの少し積極的に動いてみました。
そのうちの一つが自分でiPhoneアプリをリリースしたことです。
(あ、そういえばアプリのことをブログに書くのを忘れてました……。)
iPhoneアプリを自分でだしたことによって、ほんの少し自分自身がかわってきた気がします。
でも、本当にかわるかどうかはきっと来年何をするかによって決まるんでしょう。

そして、年末に買ったkindleとScanSnapは、私の生活の中での本と書類の位置を確実に変えつつあります。
来年はAppleからタブレットが発売されるのがほぼ確実視されているので、ここもまた来年大きく変わってくるポイントなんだろうなと感じています。

なんだかとりとめがありませんが、今年も from iPhone, おせちをかかえて実家に移動する途中の電車の中から。

November 25th, 2009 | Categories: General | Tags:

今朝、Kindle 2 Internationalのファームウェアがアップデートされ、待望のpdf表示ができるようになりました!

今までは、自分の持っているpdfファイルをKindleで読むためには、Amazonの変換サーバーでAmazon用のフォーマット(*.azw)に変換してからKindleに送信しないと駄目でしたが、pdfのままKindleにいれて読むことができるようになりました。

さらに、素晴らしいことに、日本語のpdfも表示できるようになりました。
(ただ、この日本語表示はpdfファイルに日本語が埋め込まれている場合のみに限られるのかもしれません。私の持っているpdfファイルはみんな日本語が埋め込まれているようなので、埋め込まれていない場合には表示されるのかどうかは不明です。)

ちなみに、Macユーザーの方はpdfファイルを作るのはとても簡単で、特にソフトウェアを買う必要はありません。
「ファイル」メニューから「プリント」を選んで、「PDFとして保存」を選ぶだけです。

この動画では、テキストファイルを使っていますが、基本的にはどんなファイルでも「プリント」メニューからpdfに変換することができます。

変換したpdfファイルをkindleに送るとこんな感じで読めます。(Kindleの表示を横向きにしています。)
pdf on Kindle

そのうちpdfファイルも表示できるだろうと思ってましたけど、買ってから一ヶ月で対応、それも日本語表示もできるようになるなんて、本当に素晴らしい。
ますますKindleを活用できる場が増えそうです。

November 16th, 2009 | Categories: Gadget | Tags:

先日、Kindle 2 Internationalを買いました。

日本ではもう既に滅んでしまった感のある電子ブックですが、アメリカではこのkindleをはじめとしていろいろな機種がでて、ずいぶん市場もにぎわっています。
ただ、どの電子ブックリーダーも日本では発売していなかったので、残念だと思っていたんですが、先日Amazonが待望のKindle国外出荷を発表しました。

発表当日の10/7にすぐ注文したところ、10/22に到着。さっそくいろいろと使っています。

Kindleではこんなことができます。
・amazonで買った本や雑誌や新聞を読む
・自分の持っているpdfファイルを読む
・本を読んでくれる
・ウェブを見る
・Audiobookを聞く
・音楽を聴く

ただし、残念ながらデフォルトの状態では日本語は表示できません。

Read more…

June 27th, 2009 | Categories: APPLE | Tags:

新しい iPhone 3GSには、アクセシビリティ系の機能が増えました。

音声で電話をかけたりすることができる「音声コントロール」や、画面のコントロールや文章をよみあげてくれる「Voice Over」、弱視の方のための画面ズーム機能やハイコントラスト、あと片方の聴力が弱い方のためのモノオーディオ機能など、かなり多方面にわたった対応です。

この大きさのデバイスで障害者向けのアクセシビリティをここまで実装してくるとは思いませんでした。
もちろんどんなサイズのデバイスでも、障害者の方向けやそれ以外の方のためのアクセシビリティを高める機能は必要です。
ただ、作る側、売る側の立場からみると対応が難しいというのが現状です。
理由としては、まず使用するユーザーが限られるので、実装してもユーザーの増加にはつながらないこと。
そして、アクセシビリティ機能は、システム全体のGUIに影響するため、実装した時の画面コントロールの根本的見直しが必要になり、GUIルールの大幅な見直しと、画面のコントロール部品の作り直しが必要になること。
今回のVoice Overなどを見てみると、タップのイベントの処理の変更や、各コントロールの選択状態なども大きく変わっているので、OSのメジャーバージョンアップでしか見直せないレベルの大幅変更であったんだろうと想像できます。

今回のモノオーディオを除いたアクセシビリティ機能は、すべてMac OSで既に実装されているものですが、Mac OSとiPhone OSでは画面のコントロールの部品も違うし、そもそも画面の操作方法が全然違う(マウスとタッチ操作)ので、GUIルールについてもMac OSのものがそのまま使えるという訳ではなく、iPhoneにあわせて再検討したのではないでしょうか。

携帯電話の実装としてはレベルが高すぎて、iPhoneは「携帯電話」の範疇に含むデバイスではないのではないかと思わせるくらいのシステムの完成度になっていますね。

このアクセシビリティ系機能に限らず、iPhone OS 2.0 から 3.0のバージョンアップでは、派手で「売れる」機能よりも、目立たないところでこっそりとユーザーの満足度を上げていく方向性があったような気がします。
実際にiPhoneをさわっていると、あまり大きく宣伝されていないけど、これは使いやすくなっているな、という変更点がかなり見受けられます。

さっそく新しいVoice Over機能を試してみました。
複数言語に対応して、iPhoneに設定された言語が英語なら英語で、日本語なら日本語で読み上げてくれます。
音声の質がかなりよく、Safari画面などの読み上げもできるので、いろいろな人に使いやすい機能になっているように感じます。

ただし、この機能はまだでたばかりなので、現時点ではちょっと困ったバグがあるようです。

さっき、Voice Overをオンにしてから画面をロックしたら、画面が真っ黒になって何もみえなくなってしまいました。
音をたよりに、設定項目を探し出して、Voice Over機能をオフにするのにまるまる5分間かかってしまいました……。

Voice Over機能は実際には画面が見えない状態で使うので、もしかしたら「画面が見えない状態での操作」を実感させるために、わざと画面が真っ黒なままになる……わけないですね。
きっとそのうちバージョンアップで直るでしょう。

Voice Overで声がでるので、画面が真っ黒でも音だけをたよりに設定項目をかえることは理論上は可能ですが、結構大変です。
設定のなかのどこにVoice Overの項目があるかどうかくらいは覚えていないとつらいですよね。
もし、iPhone 3GSで、Voice Overを設定して画面が見えなくなっちゃった、という人がいたら、こちらの動画で設定項目の位置を確認できます。

June 27th, 2009 | Categories: APPLE | Tags:

IMG_2027iPhone 3GS、買ってきました。

私は銀座のApple Storeで予約をしていました。
今日はApple Storeもいつもより早くオープン時間になっていて、7:00開店でした。

朝4:00に起きたんですが、ちょっと準備に手間取っていたので、銀座のApple Storeについたのは、ちょうど開店時間の7:00でした。
その時のお店の前はこんな感じで、20人くらいのiPhone待ちの列と10人強くらいの報道の人たちがきていました。
長い行列ができていたらいやだなぁ……と思っていたんですが、それほど混雑してなかったので、一安心。

開店後、事前予約をしていた人は、店内に入って待機。
そのあと順番に契約作業になりました。

ソフトバンクショップとちがって、Apple Storeで購入すると、契約処理後iTunesを使ってiPhoneのアクティベーション処理をやってもらえます。

ソフトバンクショップや家電量販店で買うと、おそらく店頭でのアクティベーション処理ができないので、自宅に帰ってiTunesでアクティベーション処理をするまで電話として使えないと思います。
でもApple Storeで買うとその場で使えるようになるので、そのあとうちに帰る必要がなくなってよいですよね。

私は事前に契約はほとんどすんでいたので、今日は確認してサインするだけでしたが、結構ソフトバンクの回線がこんでいるようで時間がかかってしまいました。

契約処理を始めたのは7:30でしたが、アクティベーション処理まで終わるとだいたい9:00くらいになりました。

それから会社にいって、真面目にお仕事。
といっても、「新しいiPhone買ったんですよ!」と一日中まわりに自慢をしていましたが……。

iPhone 3G and iPhone 3GSiPhone 3GSの筐体はiPhone 3Gと全く同じになっています。
iPhone 3Gではかなり本体にフィットしたケースを使っていたんですが、同じケースがiPhone 3GSで使えました。

さっそく新しい機能をいろいろといじっていますが、動画撮影や電子コンパスなどの新機能は予想通りおもしろい。
でも予想外だったのが、動作すべてが早い。
確かに早い。
絶対早い。
早いとは聞いていましたが、こんなに体感速度が違うとはおもってませんでした。

同僚の持っていたiPhone 3Gと、「いっせーのせ!」で、一緒にSafariのアクセスを調べたら、3GSの方が確実に2倍は早くなっていました。
あと、3.0になってからかなりもたついていた日本語入力がさくさく動くようになっています。
この速度の快適さは実際のiPhone 3GSを触ってみないとわかりませんよ。

今まで使っていた iPhone 3Gの端末料金は24回の分割の月払いにしていたので、今回残っている端末料金54900円は一括払いで払いました。
新しい端末の料金は、24回の分割。
でもその金額でも納得のいくバージョンアップ。
iPhone OS 3.0にして遅くなったなぁ……と嘆いている人は絶対買いです。

June 25th, 2009 | Categories: General | Tags: ,

いよいよ明日は iPhone 3GSの発売日。
去年のiPhone 3Gの発売日には一日いろいろと大変でしたが、今年は無事に買えそうです。

最初は近所のソフトバンクストアで買おうかと思いましたが、せっかくなので今回はApple Store で買うことにしました。
先週、銀座のApple Storeで予約ができました。
直接店舗に行ったんですが、予約と言ってもただ名前を記入するだけでなく、新しいiPhoneの契約などもほとんどすませるまでの処理をしてくれたので、一安心です。
予約したのはもちろん32G、色は白です。

今夜は青山ではソフトバンクがiPhone 3GSの前夜祭をひらいているそうですが、前夜祭に参加している人は明日の朝までオールナイトでイベント参加するということですよね、大変そうです。

銀座の Apple Storeは明日の朝7時にオープンするそうなので、明日は早めに起きて行く予定。
予約時間は10:30ですが、それより早めに買えることを期待しています。

June 9th, 2009 | Categories: APPLE | Tags:

WWDCの基調講演、朝4時に起きてチェックしたので、ちょっとまとめてみます。

まず、MacBook全機種が更新。
今までのユニボディのMacBookはMacBook Pro 13になり、今までなかったFirewireポートがついたようです。
SDカードスロットの搭載も。
MacBookは白モデルのみになりました。

あと、MacBook Airがずいぶん安くなって168800円から。
今日から出荷しているようです。

Snow Leopardは9月発売。
Leopardユーザーなら$29で、ファミリーパックでも$49。
MS Exchangeがサポートされます。
QuickTimeXは新しいUIとして、ビジュアルタイムラインができるようになるようです。

iPhone OS 3.0。
コピー&ペースト対応、ボイスメモ
テザリング対応(一部の国のみ)
対応言語が増加。
Find My iPhone機能はMobile Meユーザーのみ。リモートでiPhoneのデータを削除できるそうです。
アプリ内購入機能。
プッシュサービスではテキストアラート、バッジ、カスタムアラートサウンドの対応が可能。
ソフトウェアアップデートは6/17開始。
iPhoneユーザーには無料、iPod touchユーザーには$9.99。
http://www.apple.com/jp/iphone/softwareupdate/

そして、待望のiPhone 3GS。
http://www.apple.com/jp/iphone/iphone-3g-s/
パフォーマンスが3倍に。カメラは2.0メガピクセルから3.0メガピクセルに。オートフォーカスでビデオ撮影とマクロ撮影に対応。ビデオの簡易編集とYouTubeへのアップロードにも対応。
電子コンパスとNike+にも対応。
ボイスコンロトール対応(今まででていなかった話のような気がしますね……。)
32GBモデルは299ドル、16GBモデルは199ドル。(日本での発売価格は未発表。)
日本6月26日は8時から

今までの iPhone 3Gも継続して発売するようですが、色やメモリーサイズが限定されて、8GBの黒だけになるようです。こちらは99ドル。

私はもちろん32GBの iPhone 3GS(ホワイト)に乗り換える予定なんですが、iPhone 3Gの本体価格の毎月の支払いが残っているんですよね。
3Gから3GSの乗り換えって毎月の支払いがいくらになってしまうのかがちょっと怖いところです。

開発者サイトでは、iPhone OS 3.0のGM候補版が配布されていますが、ダウンロードはまだ込み合っています。
(1時間くらいチャレンジしていますがまだダウンロードできません。)
(追記:6:00にダウンロードがやっと始まりました。)

噂のあったネットブックや、スティーブ・ジョブズの登場はなし。
全体的に大きなサプライズはなかったですけど、やっぱりiPhone 3GSは楽しみですね。
ボーナスがでたら、MacBook Airを買おうかどうか思案中です。

June 2nd, 2009 | Categories: Internet | Tags:

梅田望夫さんのインタビュー、
・日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/01/news045.html
・Web、はてな、将棋への思い 梅田望夫さんに聞く(後編)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/02/news062.html
がとてもおもしろかったです。

今まで梅田さんのインタビューではオプティミズムにあふれたものしか読んだことがなかったんだけど、このインタビューは愚痴と不満にあふれていて逆に新鮮でした。

はてなの近藤社長が2006年にアメリカに行って新サービスを立ち上げようとして、結局駄目だったことについても触れています。

 僕は知り尽くしているんです。アメリカに行っても難しいことを。社長が日本を離れた時に残った日本がどうなるかとか、1人でアメリカに来て英語圏で留学もしていない人間がサービスを開発して自分より優秀な人間を雇えるかというと、雇えるわけないよね。そんなことは彼が来る前から分かってるんだけど。

私も駄目だと思ってました。
こんなことを言って、悪いけど。
「留学もしてないない人間がうまくいくわけがない」というのは、私も海外の会社と一緒に仕事をした経験から強く感じています。
(自分の子供にはその高いハードルをできるだけ低くしたいと思っているからこそ無理をしてでも子供を留学にだしているわけだし。)

 今、近藤もブログ書いてないじゃない。彼だってアメリカから帰ってきてブログ書かなくなっちゃったじゃない。近藤に聞かないと真意は分からないけど。

でも、近藤さんがアメリカからかえってきたらブログをかいてないというのは初めて知って、(そんなに彼をウォッチしてたわけじゃないので)ちょっと悲しくなりました。
発信しないことが彼の「日本のWeb」への答えなのかと思って。

今日は渡辺千賀さんも「日本のメディアからはもう取材を受けない」とかつぶやいているし。
なんだか日本と日本のWebについてちょっと考えてしまう日でした。

 やる気のある若い人たちが、日本文化の将棋を世界に広げたい。この本(シリコンバレーから将棋を観る)を読んで、こういう日本のすばらしいことを英訳したい、仏訳したいとか、そういうような人たちのエネルギーを集める能力を、ネットというものは持っているんだよね。

 僕はウェブ進化論でそういう可能性について描いた。それを高校生で読んだという人が大学の初年ぐらいになってて、かなり多くの人がそういうことにわくわくした経験があって、日本語圏ではなかなか起きてないねと思っているわけですよ。

 英訳プロジェクトのリーダーシップ取った子が書いた文章を読むと「日本のWebをポジティブにしたい」と。そういう“良い”じゃなくてもいいけどさ、こういうことが起こるという可能性を自分はネットに期待してたというからそれをやってくれて。そういうのは僕は好きです。個人的に。

 そういうような世界が僕は好きで、人間だから、有限の時間で英語圏で何を見ているんだ、英語圏の悪いところをどこまで知っているんだと言われるけど、少なくとも自分が見たい世界はものすごくたくさんあるよ、英語圏には。大学の教材が全部出てくるとか。

確かに、日本のWeb界ではポジティブな活動、プロアクティブな活動ってそれほど見かけないですよね。
でも実世界だってそうです。特に会社。
同じメンバーでやっているんだから、実世界でできないことがウェブでできるわけはない。

ウェブ世界にさえ広がる、日本の強い力。
おそらくこの力のせいで日本のウェブは匿名の世界になっていて、2chみたいな匿名掲示板がいちばんにぎわっていて、さらにこの力がサブカルチャーが大きく育つ要因の一つになってるんだろうと思います。
ウェブ上でもこの力は「日本語」を媒介として存在するわけです。

この力には「閉塞感」も多少含まれているけど、それが主ではないですよね。
やっぱり「個を主張するよりは、まわりにあわせて動く」精神、「積極性より協調性」ってところでしょうか。

これが日本のよさであり、安全と高度成長の源であり、同時に息苦しさと無責任の源でもある。
ベルトコンベアにのってまわってくる製品の故障率を低くしたり、全体の意志を統一するにはとてもよい国民性だけど、全体の意志を統一するより早い意志決定が求められるネット時代には生き残るのが難しい国民性です。
生物としてみると、種としての寿命はつきているんじゃないかと思えます。

そういえば私自身も、仕事との付き合い方がとても消極的になってきて、新しく提案をしたりするような積極性がなくなってきています。

私はそれなりの会社でそれなりに有名な商品の仕様開発にかかわっています。
いわゆる上流行程ってやつですね。

仕様をつくっているというときこえはいいけど、実態は偉いひとや他部署からでてくるリクエストをならべてなんとか不整合がおきないように整理しているだけ。
この仕様についてはA部長に確認をとったからOKとか、これはB部長がまだ納得していないので、もう一回会議を開いて確認するまでは仕様がきまらない……といったように、製品をつくるというよりは、パワーゲームと根回しの調整だけ。

私も最近は「いい製品をつくる」ための無駄な自己主張はせず、
・現場の負担が増えないようにすること
・それでもがんばっている人たち(特に若手)がくじけてしまわないようにフォローすること
に主眼をおいて働いています。

以前、今より積極的に仕事をしていた時期があったけど、その積極性に対しての評価は非常に低くて。
そのころ、上司に空気がよめないといわれたことがあって、なるほど、「よい製品をつくる」より「空気をよむ」ことが求められているんだ、とそこで初めて自覚しました。

決して自分をあきらめている訳じゃないけど、私は少なくとも子供たちを育てなくてはいけないので、その点自分のやりたいことだけをできる立場ではない。
「自分のやりたいこと」と「他人のサポート」を両立できるほど器用ではないので、とりあえず今は「他人のサポート」が仕事なんだと思っています。

 要するに、30歳まで日本に住んでしまった人間は、世界に行って大きなことをやりたいと思ったら、日本に組織を作って、時間をかけて鍛えて、新しいものを生み出すしかないと。そこに彼なりの挫折感があったのか、納得感なのか、それは彼に聞いてみないと分からないけど。

なんとなく、ですが。
近藤さんも、梅田さんも、自分がやりたいことよりも「他人(特に若手)のサポート」をすることにしたんじゃないかな、と勝手に思っています。
日本と日本のWebはもう残念な状況だけど、脱出する方法だけはここら辺にこっそり書いておこう、と思っているんじゃないかな。