Audible 活用法
先日「iPhone は最強の語学学習ツール(2)」のエントリでもちょっと触れましたが、Audibleというのは英語の書籍のオーディオブックです。
いわゆる朗読コンテンツは、CDで販売されている物もありますが、Audibleファイルはネットからダウンロードしてそのまま聞く形式になっています。
音声コンテンツなので、ウォーキングや家事などをしながら聞けるし、本と違って場所もとりません。
語学学習に役立つだけでなく、まだ日本に翻訳されていない本を聞けるのもいいところですね。
いろいろなところで紹介されていると思うので、語学学習をする人にはかなりおなじみですが、ここでは、iPhoneやiPodでの使い方を紹介しますね。
Audible.com自体は結構古くからあるサービスなので、ネット上にもいろいろと情報があるんですが、ちょっと検索してみたら古い情報も多いみたいなので、注意したほうがよいです。
(例えばAudibleの音質が悪いとか……。今は新しいフォーマットがあるので、CDと同じ音質になっています。)
Audibleファイルを買うには
Audible形式のファイルはこちらで買うことができます。
・iTunes Store(日本)で購入
・iTunes Store(アメリカ)で購入
・Audible.comで購入
実は日本の iTunes Storeでも英語のAudibleファイルは購入できますが、かなり品揃えは少ないです。有名な本を中心に少しあるかな、といった感じでしょうか。
もちろんiTunes Storeのアカウントは必要ですが、日本語で購入できるのは利点ですね。
アメリカの iTunes StoreでもAudibleファイルを購入することはでき、こちらはかなり品揃えが豊富です。
アメリカのiTunes Stureのアカウントを作るのは裏技になってしまうので多少面倒かもしれませんが、このアカウントを作っておくとAudible以外にもいろいろ使えて便利です。
(アカウントの作り方はネットで検索してみてください。たとえば音楽方丈記さんのページには丁寧に書いてあります。)
アメリカのiTunes Store、Audible.comでは、登録手続きはすべて英語になるので多少の英語力は必要です。
肝心のAudibleファイルの値段ですが、日本のiTunes Store、アメリカのiTunes Store、Audible.comの順に高くなります。
試しに買ってみるなら日本の iTunes Store、本格的に買うならAudible.comに登録するのがよいでしょう。
Audible.comの会員になるには
Audible.comでは、会員登録が必要です。(要クレジットカード)
会員の種類は2009年5月の時点で4種類。
・ AudibleListener Gold Monthly
月$14.95 で、1 credit
・ AudibleListener Gold Annual
年$149.50 で、12 credit
・ AudibleListener Platinum Monthly
月$22.95で、2 credit
・ AudibleListener Platinum Annual
年$229.50 a month で、24 credit
ユーザーには、会員の種類に応じてcreditが配布され、それを使ってオーディオブックを購入します。
creditがなくなった場合には、その本に設定された価格(会員は30%引き)でそのまま購入することになります。
また、Gold/Platinum会員に登録すると、The New York Times かThe Wall Street Journalのオーディオバージョンがダウンロードできるようになります。
Audibleファイルを聞く方法
ダウンロードしたAudibleファイルを聞く方法ですが、まずPCやMac上で聞くなら iTunesを使って聞くのがよいでしょう。
音楽プレーヤーなどにいれて聞く場合には、いろいろと選択肢があります。
もちろんiPodやiPhoneでも聞けますが、その他にもAmazonのkindle や、Nokiaなどの携帯電話や、Olympusのボイスレコーダーでも対応しているようです。
GarminなどのGPSデバイスでもAudibleが聞けるようになっているのは、車通勤の時に聞くというアメリカの通勤事情を反映しているのかもしれませんね。
自分の持っている機器がAudibleに対応しているかどうかは、Audible.comにある対応している”Device Center”のページから調べることができます。
ただし、後述するAudibleファイルのフォーマットの全種類に対応しているのはiPodとiPhoneだけなので、もしこれからプレーヤーを買うというのであれば iPodかiPhoneがいいと思います。
対応プレーヤーを持っていなければ、CDに焼いてmp3で取り込み直すという方法もありますが、そんな無駄なことに時間をかけるくらいなら、さくっとiPod shuffleでも買いましょう。
iPodによってもいろいろと操作がが違ってくるので、自分が持っているiPodで確認してみました。
・iPod shuffleの第三世代
・iPod nanoの第二世代
・iPod nanoの第四世代
・iPhone

まず、iPod nano。
左が第二世代の iPod nanoで、右が第四世代(現在発売中)のiPod nanoです。
Audibleファイルはチャプターにわかれているので、チャプターの選択が便利にできる方が聞きやすくなります。
左の古いiPod nanoより、右の新しいiPod nanoの方がチャプターが選択しやすくなっています。
次に iPod shuffle。
私の持っているのは、最新の第三世代 iPod shuffleです。
おそらく古い iPod shuffleでAudibleファイルを聞くのは難しいです。最新のiPod shuffle以外では再生する曲を選ぶことができないので、ほかの曲に混じってAudibleファイルを再生することになってしまいます。
(ただし、iPod shuffleにいれる曲を一つのAudibleファイルだけにして、Audible専用機にするのなら大丈夫です。)
最新の iPod shuffleでは、プレイリストを変えることができるので、聞きたいAudibleのファイルずつにプレイリストを作っておけば、好きなAudibleファイルを選んで聞くことができます。
ただし、 iPod shuffleではチャプターの選択などはできないので、操作感は悪いです。
最後にiPhone。(iPod touchも操作は同じです。)

iPhoneでも、チャプターの選択ができます。さらに、iPod nanoと違って、再生中にプログレスバーを触って再生箇所を変更できるので、一番聞きやすいと思います。
また夏のiPhone OS 3.0のバージョンアップでは、再生がまたかなり便利になるので、個人的には iPhoneか iPod touchがおすすめです。
Audibleファイルの種類
Audielb.comで販売しているファイルには、こちらの4つのフォーマットがあります。
・Audio Format 2 (AMラジオくらい。一番低音質。)
・Audio Format 3 (FMラジオくらい。)
・Audio Format 4 (MP3くらい。)
・Audible Enhanced Audio (CDくらい。一番高音質。)
音質がよくなるごとにファイルサイズは大きくなっていきます。
結構耳できいてもわかるくらい音質はかわるので、サンプルファイルを聞いて、自分の好みの音質を選んでください。
ただし、音楽プレーヤーで聞く場合、自分の持っているプレーヤーで対応しているフォーマットを選ぶ必要があります。
また、本によって、どのフォーマットで配信されているかが異なります。
自分が一回ダウンロードした本は、別のフォーマットであとからダウンロードすることもできるので、もし違うフォーマットでダウンロードしてしまっても大丈夫です。
(ただし、Audible.comのみ。iTunes Storeで購入した場合にはフォーマットは選べません。)
また、Audible.comで配信されているオーディオブックには、この二種類があることに注意してください。
・ABRIDGED
・UNABRIDGED
“UNABRIDGED”は、本の内容が全部含まれた省略なしのバージョンで、”ABRIDGED”は要約バージョンです。
間違って”ABRIDGED”バージョンを買ってしまうと、本の内容が全部入っていなくて困ることがあります。
あと、たまに「We are not authorized to sell this item to your geographic location.」と表示されて、日本から購入できないコンテンツもあります。
(その場合には、アメリカの iTunes Storeから購入するという方法を使うしかありません)
Audibleの楽しみ方
Audibleファイルはかなり長いので、はじめのうちは、邦訳を読んだことがある小説や、見たことのある映画の原作などを聞いていくのがおすすめです。
慣れてきたら、自分の好きな分野の本や、好きな作家の本を探していくのがよいでしょう。
特に、日本語に翻訳されていない物はおすすめ。
私が今聞いているのはこちらの本。
Twitter Power: How to Dominate Your Market One Tweet at a Time
今年の3月に出版されたばかりですが、結構 amazon.comでの評判もいいようです。

