iPhoneで802.1X認証ネットワークに接続するには
iPhoneは企業対応を大きくうたっていて、802.1X認証ネットワークにも対応していると聞いていました。
でも iPhone本体の設定をいろいろと見てみても、それらしい設定がないんですよね。
Appleのサイトの情報を読んでみると、どうやらiPhone本体のみではこの設定はできず、外部で作成した設定ファイルを読み込んで設定する方式のようです。
試してみたらすぐ設定できたので、情報として載せておきます。
8/10追記:このエントリを書いた時には、別にiPhoneで会社のネットワークにアクセスしても特にいいことないよね、と思っていたんですが、その後ソフトバンクのiPhone料金が従量制にかわりました。
会社にいる時には会社の無線LANに接続するように設定しておくと、パケット料金が節約できますね。
設定ファイルを作る
設定ファイル用のツールのリリースはApple の Enterprise サポートページにあります。
(8/2時点では、このページへのリンクは、米Appleのエンタープライズ情報サイトにはありますが、日本のAppleのエンタープライズ情報サイトにはありません。ツール自体は日本語化されているので、特に不便はないんですが……。)
このページから、「iPhone Configuration Utility 1.0 for Mac OS X」をダウンロードします。
インストールして起動。
ここで、「構成プロファイル」を新しく作成してください。

プロファイルで設定する内容については、会社または学校のネットワークの担当者に尋ねてもらうしかないと思います。
もし担当者に聞きづらいようであれば、コンピューターの設定からなんとか類推しましょう。

ちなみに、私が自分の会社のネットワークの設定ファイルを作った時には「一般」と「Wi-FI」と「資格情報」のタブに入力しました。
でも何回か設定に失敗したので、結局接続に成功したのは5個目か6個目くらいのファイルになってしまいましたが……。
なお、「資格情報」のタブでは、証明書のインストールをすることができるので、ネットワーク用の証明書が配付されている時にはこのタブから設定しましょう。
設定ファイルをiPhoneに送信
さて、ネットワーク情報を入力したら、ファイルの作成です。
「ファイル」から「書き出す」を選んで、設定ファイルをエクスポートしてください。
そのファイルを iPhone で読めるメールに添付ファイルとして送信します。
メールを開いて、設定ファイルの部分をクリックしましょう。

すると、設定ファイルの説明画面が開くので、「インストール」ボタンを押します。
ネットワークに対するパスワードの入力を求められた場合には入力してください。

設定が正しいものであれば、この時点でネットワークに自動的に接続することになるはずです。
(この時点でネットワーク接続できなかった場合、設定に何らかの間違いがある可能性が大きいです。)
その他
ファイルの設定に失敗した場合や、この接続がいらなくなった場合には、iPhone の設定画面の「一般」>「プロファイル」から削除することも可能です。
また、2.0にアップデートしたiPod touchでも同じ方法で接続することができます。
ツールのダウンロードページにはWindows向けの iPhone Configuration Web Utility もあるようなので、おそらくWindowsの方はそれを使えば同じことができると思います。
最近はセキュリティに厳しいので、大きめの企業や大学などではかなり802.1Xネットワークがすすんでいます。
企業内ネットワークでも iPhoneが使えるのは結構うれしいですね。
Apple の Enterprise サポート(ツールのダウンロード)
http://www.apple.com/support/iphone/enterprise/
Apple(米)のエンタープライズ情報
http://www.apple.com/iphone/enterprise/integration.html
Apple(日本)のエンタープライズ情報
http://www.apple.com/jp/iphone/enterprise/integration.html
