iPad mini は予想より素敵でした

予約していたiPad miniが届きました。 白の16GB。赤いSmart Coverも同時購入。

届くまでは、ただの小さい iPad、と思っていたんですが、実際に触ってみると予想とはだいぶ違ってました。

薄くて軽い

まず、やっぱり軽い。 iPadは初代が680g、2nd generationが601g、3rd/4th generationが652g。 それに比べるとiPad miniは312g。 ほぼ半分です。

iPadはノートパソコンよりは軽いけど、やはり毎日持ち歩くのはちょっとつらい。 iPad miniの重さなら毎日気軽に持ち歩けます。

実際、私もiPadは初代からつかっていますが、自宅から持ち出すことはほとんどありません。 うちのなかでもほとんどテーブルの上においたりしているので、気がついてみると「手に持って使う」ことがないんですよね。

あと、iPad miniは思ったより薄くてもちやすいですね。 iPhone5を持ったときにもずいぶん薄い印象がありましたけど、同じくらいの薄さです。

ビジネス用端末として

こちらはAppleのプレゼンテーションソフトのKeynoteの画面です。

時々、出勤中の電車でiPhoneのKeynoteでプレゼンを作ることがあるんですよね。 ただ、やっぱりiPhoneは画面が小さくて、仕事をするにはつらい。 かといって、iPadだと重くて持ち歩くのが大変だし、そもそも混んでる電車の中では出しづらい。 結局iPhoneで仕事をしてたんですが、正直細かい編集は無理で、全体のアウトラインの調整くらいしかできませんでした。

iPad miniの画面の大きさなら細かい編集作業もできるし、内容の確認もしやすい。 ソフトキーボードが大きいので、文字もiPhoneより入力しやすい。

プレゼン出力用にVGAアダプタを買っておけば、iPad miniやiPhoneから直接プロジェクターに出力することができてPC/Macを持っていかなくてすむのも便利です。 (ただし、iPhone4までのコネクタ用のVGAアダプタは売っていますが、iPhone5/iPad mini用の「Lightning - VGAアダプタ」はまだ発売されたばかりで入手が難しそうです。)

iPadだと画面が大きいので数人で一緒に資料を見ることができますが、iPad miniではせいぜい一人か二人くらいでしょうか。 仕事用端末として使うなら、用途によってiPadとの使い分けを考えるとよさそうです。

読書端末として

こちらは、i文庫HDの画面です。 片手で通勤電車の中で持てるので、読書用端末としては秀逸。 私は持っているマンガはほとんど自炊しているんですが、さっそくiPad miniに入れて読んでます。

今までのiPadと同じ解像度なので、文字が小さくて読めないということもないし、iPadで読むより軽いぶん読みやすいし。 自宅で読むときには今まではiPadを使ってたんだけど、正直重くてテーブルにおいて読んでたんですよね。 iPad miniなら片手で持てるので、ベッドのなかで寝ながら読めます。

(関係ないけど、「ちはやふる」の影の主人公はかなちゃんだと思ってます!)

iPad miniは女性にお勧めです。絶対。

届くまでは iPad miniのターゲットユーザーって電子書籍ユーザーくらいかな?と思っていたんですが、これは絶対女性にお勧めのデバイスです。 アプリの豊富さや使い勝手から、Androidの7インチデバイスを女性にすすめる気にはなれませんが、これなら大丈夫です。

私はAppleフリークなんですが、実は初めて買ったiPodシリーズは、iPod miniでした。 初期のiPodは、なんだかちょっとこう……かわいくなかったんですよね。 サイズも今のiPhoneよりだいぶ大きくてごつかったですし。

iPod miniになって、サイズが小さくなって、パステルカラーの5色のカラーバリエーションがでてきてからiPodの女性ユーザーが一気に増えました。

iPadは、便利なのはわかるけど、女性が買うにはちょっと構えちゃうというか、そこまで大げさなのはいらないんだけど……的なところがあったと思うんですよね。 iPad miniは、カラーバリエーションこそないものの、このサイズと軽さは今までのiPadほどの機能を必要としない人にぴったりです。

これからiPad mini向けの女性アクセサリーが増えていくのを期待してます。 あと、iPad miniに特化した女性向けアプリなんかを考えてもいいんじゃないでしょうか。 アプリ設計的にはiPadとiPad miniを区別する必要はないですけど、ユーザー層や使用状況はだいぶ違ってきそうです。