第二回の try! Swiftで Why We Climb というタイトルでLTをしてきました。
LT応募
try! Swiftは、去年は参加者からのcfp(call for paper)の募集がなかったんですが、今年はLTの募集がありました。 これは是非参加したい!と思ったので、当選確率があがるように、2件のLightning Talkを応募してみました。
一件は真面目な Embedded Frameworkの話。 最近は、Watch対応やExtension対応で、複数ターゲットでの開発も増えてきましたよね。 ターゲットがふえたときに便利なのがEmbedded Framework。 これは、Namespaceの話題も関係するし、Swiftならではの知見もいろいろとだせそうでした。
もう一件はボルダリングの話の「Why We Climb」 まわりのエンジニアにボルダリングが趣味の人が多いので、なんかボルダリングとエンジニアリングって共通点があるのでは……とぼんやり思っていたので。
それと、去年のiOSDCの時に、エンジニアのみなさんが応募してくださったcfpを選ぶ立場になったんですが、選ぶ側としては、いろいろな選択肢があったほうがカンファレンス全体のバランスを考えやすいんですよね。 (アイスブレークにはあまり難しくない話がいいかな、午前中は少し難しめの話でもいいかも。でも午後一は難しいのは避けようかな……なんて感じ。)
もし採用されるとしたら、Embedded Frameworkの方かな〜、とおもっていたんですが、実際に採用通知がきたら、まさかのボルダリングの話の方で、ちょっと予想外でした。
英語でLTしてみました
去年のtry! Swiftでは、発表はほとんど英語でした。
今回、同じくLTに採用された方々を見ても、堤さん(@shu223)は当然英語だろうし、@niwatakoさんもiOSDSで英語について素晴らしい発表をしてくださったので、きっと英語のはず!と思って、今回は英語でLTをすることにしました。 (でも、当日見てみたら、みなさん結局日本語で素晴らしい発表をなさってました……。)
日本語で話す内容を決めてから、帰国子女の娘にみてもらいつつ、それを英訳。 最後にちょっと日本語を直したところがあったので、それについては控え室で Matt(@gillygize)に確認してもらいました。
事前に業務が忙しく、かつ体調が悪くてほとんど練習できなかったのですが、発表自体も短かったし、内容もシンプルだったので、本番の発表ではなんとか通じたかな、という感じでした。
英語で発表してよかった点は、終わった後に、海外の方からの反応が多かったこと。 オタワからいらしたエンジニアさんは、「僕もボルダリングしてるんだけど、うちの近くのジムは半分がエンジニアなんだよ!」とおっしゃってました。
カンファレンスのあとの after Party(懇親会)の時にも外国からきたエンジニアさんにはなしかけてもらったりしたので、下手な英語で発表すると「この人にはシンプルな英語でなら話しかけても大丈夫」的に、自分の英語レベルをわかりやすくアピールできるいい点もありますね。
英語で発表して残念だったのは、やはり日本語(with同時通訳)で聞いている方には、少し伝わりづらかった面があったかな、と思います。
今回のような、いわゆるエモい発表では、言語の力が伝えられる内容に大きく影響するような気がします。
今回の try! Swift
今回の try! Swiftは、前回と比べ、実践的な内容が多かったように感じます。 プロダクトの発展方法や、iOSの具体的な実装に踏み込むものも多く、Swiftの言語に深く特化していた去年とはだいぶ発表の雰囲気が変わっていました。 これもまたSwiftの変化なのかもしれませんね。 個人的には、来年には server sider Swiftの話がもっと増えているとおもしろいなと思っています。
ただ、私のLTは一番最後だったので、緊張してしまって、あまりみなさんの発表を見られなかったんですよね……。 あとでビデオが公開されると思うので、チェックしようと思います。