iOSDCチートシート

これはiOSDC Advent Calendarの12日目の記事です。

今年のiOSDCで配ったチートシートのお話です。

iOSDC チートシート

今年の9月に開催されたiOSDCでは、スポンサー(企業スポンサー、個人スポンサー)のみなさまに何点かノベルティーグッズを配ったんですが、そのなかの一つが、iOSDC Appleデバイスチートシートでした。

iPhone、iPod touch、iPad、Apple Watch、Apple TVのいままでに発売された全端末(古いApple TVなど、アプリをインストールできないものを除く)を網羅したデータシートのしたじきです。

掲載されている情報は、モデル名、出荷時のOSバージョン、対応している最終OSバージョン、ディスプレイのインチ数、ディスプレイの実ピクセル数、ディスプレイのdpi、ディスプレイのスケール、Storageサイズ、CPU、CPU Architecture、CPUのbit数(Bus size)、DRAMサイズ、出荷日(US)、現時点で販売しているかどうか、iOS9をサポートするかどうか、iOS10をサポートするかどうか、iOS11をサポートするかどうか の18項目。

実際の現場で使えそうな情報を集めてました。

実は情報を集めるのは地味に大変でした。 もちろん、Appleが公開している公式のiPhone情報などもあるんですが、ここに含まれていない情報も多く、Wikipediaなどにも頼っています。(Wikipediaの内容が絶対正しいという保証はないんですが、少なくともデータシート的な情報については間違いはないだろうと判断しています。)

情報量が多かったので、見た目がうるさくなってしまったらどうしようと思っていたんですが、iOSDCのすべてのプロダクツを見ているデザイナーのあきたさんがとても素敵にしあげてくれました。

印刷は青山グラフィックさんにお願いしました。

裏面

裏面は実物大のiPhone7、iPhone7 plus、iPad miniのフレームをいれています。 ペーパープロトタイピングするときなどに役立てていただければと思っています。

残念だったこと

配布して、すぐご指摘いただいたんですが、チートシートのスペルは、「Cheet Sheet」ではなく、「Cheat Sheet」でした。 内容については詳細に確認をしたんですが、タイトルは一度も確認しなかったので、悔やまれます。

https://twitter.com/gomi_ningen/status/908702418623275009

あと、これは事前にわかっていたことなんですが、直前に発表された新しいデバイスの情報をいれられなかったのはやはり残念でした。 iPhoneXの発表が9/12、iOSDCの開催日が9/15~9/17なので、どう考えても無理なんですが……。

自分で使ってよかったこと、悪かったこと

ディスプレイの実ピクセルの情報はいれたんですが、論理ピクセルをいれてなかったのはちょっと失敗でした。

情報量が多かったので、一部のBool/Enum的な内容(iOS9をサポートするかどうか、など)についてはセルに色をつけていただいたんですが、見やすくなってよかったです。

デジタル情報ではなく、物理的なチートシートは、実際にかなり便利だし、なんか楽しいですよね。 これが今までに販売されたiOS端末全部か……と思うと、いろいろ感慨にひたったりしてました。

一般の人には全然ささらないですが、一部の人には有用なので、カンファレンスのノベルティグッズとしてはわりとおすすめです。

ただ、データシート系は中の情報を作るのに時間も手間もかかるので、時間に余裕をもってすすめたほうがよいです。

来年のiOSDCで配布されるかどうかはまだ未定ですが、ご意見などが多ければ配布すると思うので、「来年はこの情報を入れてほしい」とか「これはいらない」とか、Twitterなどでご意見およせいただければうれしいです。

チートシートクリスマスプレゼント企画

せっかくのアドベントカレンダーなので、ここまで読んでくださった方に、印刷確認用に私が作成したチートシートをプレゼントします! (配布したチートシートと同じものですが、恐れ入りますが少し字のスレなどがあるものもあります。)

このプレゼント企画に応募するには、下記の3点をいれてtweetしてください。

このブログの記事のURL 「#iosdc」のハッシュタグ 「チートシートほしい」

今日から12/24中までに応募していただいたみなさまから、3名のかたにさしあげます。 ぜひご応募ください!